自由すぎるシングルファーザーの頭のなか

自由に生きる三姉妹のシングルファーザーの頭のなかがダダ漏れ。

こころの一病息災

一病息災という言葉がある。無病息災ではなく。無病よりも病気を持っている人のほうが身体に気を付けるから、大病を患いにくいらしい。通常は身体の病気に対して使われる言葉だと思うのだけど、こころの病気に関しても同じことが言えると思う。学生時代から10年以上、精神病院や心療内科に通っている。メンタル面に弱点があると認識しているから、ほかの人よりも自分のメンタルに気をつけている。自分の精神状態をよく観察するようにしている。そうすると、「あー。いま状態がよくないなー。」といったことが早めにわかるようになってくる。


状態が悪くなりそうだということを察知したら、すぐに対処する。パスタやカレーなどかんたんに作れるものや多めに作り置きできるものを用意する。カフェで気分転換する。誰かをランチに誘って話しを聞いてもらう。本当に状態が悪くなったら人と話しをするなんてできなくなるから、早めに話しをするのがポイントだ。早い時期であれば落ち込む日をコントロールすることもできる。調節して週末に落ち込むようにして、寝て過ごしたり、暗い部屋で体育座りで過ごしたりする。そうして、翌週は普通に出社する。


自分のこころの状態が悪いことに気づかない人が多いんじゃないかと思う。気づくのが遅れると、調子が悪すぎて自分では対処できなくなる。そうなる前に少しでも調子が悪くなったら、もっと言えば調子が悪くなる兆候が見えたら、すぐに気がついて対処できたほうがいい。こころの病も早期発見、早期治療だ。


それは努力とはまったく無縁で、ただただ自分のメンタルに気を付けるというだけだ。健康な人でも実践できる。あとは調子の悪さとは戦わない。受け入れる。人は調子が良いときもあれば、悪いときもある。無理をする必要はまったくない。まわりから見たら頑張っていないように見られるかもしれないけれど、僕の場合はそもそも普段から頑張っていないキャラを立てているので問題ない。調子をよくするのが重要なのではなくて、調子が悪くても折れないことが重要なのだと思う。