自由すぎるシングルファーザーの頭のなか

自由に生きる三姉妹のシングルファーザーの頭のなかがダダ漏れ。

生まれつきクリエイター

つくるのが大好きだ。最初はレゴブロックだった。小学生のころは、テレビゲームのない家で、ひたすらレゴブロックで何かをつくっていた。可動式の部品を持っていなかったのだけど、普通のブロックをうまく組み合わせて腕が動くロボットなどをつくる。あまりに集中しすぎて、吐きそうになることもあった。いまでも吐きそうになるまでプログラムを書くことがあるので、当時から変わっていないなあと思う。


絵を描くのも好きだった。小学生のころはじめてもらった賞状は、ザリガニの絵だった。高校では美術を選択した。絵を描くと先生がすごく褒めてくれて、成績もよかった。ところが翌年、先生が変わると成績が一気に下がった。評価されるために絵を描いていたわけではないけれど、なんとなくテンションがさがって、それ以来絵を描くことはなくなってしまった。


小学校では当然、工作クラブ。夏休みはいろんなものをつくった。それでも、成長するに従ってだんだんと何かをつくるということがなくなって、大学ではものづくりとは関係のない生物学を専攻する。4年生になって研究室に配属されると、パソコンを使わなければならなくなる。そこでプログラミングと出会ってしまった。それからは寝ても覚めてもプログラムを書いていた。つくったアプリはインターネットで公開した。こうして生物学出身のプログラマーとして社会に出ることになる。


クリエイターにとって「つくる!」という宣言や「つくろうと思っている」という意思表明にはなんの意味もないと思っている。気づいたときにはすでにつくっている。というのがクリエイターのありかたなんじゃないだろうか。現在はフルタイムで働きながらひとりで3人の子どもを育てている身ではあるが、つくりたいものが大量にある。それをひとつひとつ形にしていく。楽しみでしかたない。