自由すぎるシングルファーザーの頭のなか

自由に生きる三姉妹のシングルファーザーの頭のなかがダダ漏れ。

選択はノリと直感で

後悔しないこととも通じるのだけど、そもそも未来は予測できないと考えているので、最善の選択肢というのは存在しないと思っている。最善の選択肢が存在しないのだから、悩んでも結論は出ない。だからいつも、ノリと直感で選択する。もちろん悩むことに意味は無いとは思わないのだけど、仕事や子育てや作品づくりに時間を使いたいので僕は意図的に悩まないようにしている。悩まないように決めている時点で、ある程度悩みをコントロールしている感がある。


進化は「過去から見たら偶然であり、現在から見たら必然」であると大学の講義で聞いた気がする。どういうことかというと、地球上に生命が誕生してヒトに向かって進化してきたわけではなく、いろんな方向に偶然を積み重ねてたまたまヒトという種が存在しているということだ。これを現在のヒトから過去を見てみると、必然的にヒトに向かって進化してきたように見える。過去から見たら偶然であり、現在から見たら必然だ。


なんの後悔もしていないいまの僕が過去を振り返ると、正しい選択をしてきた結果としていまの自分があるように見える。けれども、選択をする瞬間瞬間を見ると、ただの偶然の積み重ねだ。これから人生の岐路に立ったときに何を選択するのか。何を選択しても現時点で見ればただの偶然だ。将来、振り返ったときに「あの選択をしたからいまの自分がある」という必然に変わる。選択する時点においては必然とか運命とかないのだから、気軽に選べばいいのだと思う。


もうひとつ。過去の判断をくつがえす判断をすることに抵抗を感じる人がいる。けれども状況はどんどん変わっていく、過去とは違う判断をしたからといって過去の判断を否定したことにはならない。過去の判断よりも現在の判断のほうが常に価値があるのだと思う。言ってることが前と違うと指摘されても構わない。世界は変わっていくのだから。逆に、同じことを言い続けてて大丈夫ですか。


つまりノリと直感で選べばいいということなのだけど、僕は常にひとつの指針を持っている。もともと誰が言い出したのかわからないのだけど、「迷ったら勇気のいるほうを選ぶ」ということだ。これは、勇気がいるほうを選んだからといって、正解の可能性が高くなるということではない。選択すること自体よりも選択した後どう行動するかが重要なのだから、勇気を出して行動したほうがいい結果に繋がりやすいということだと認識している。それに、ちゃんと選んだ感が得られるので、後悔しにくくなるんじゃないかと思う。