自由すぎるシングルファーザーの頭のなか

自由に生きる三姉妹のシングルファーザーの頭のなかがダダ漏れ。

将来は予測できない

将来は予測できないと考えている。それが大前提だ。だから常にフラフラとしている。どこへでも動けるように。プログラマーであってもデザインやマーケティングなど他の分野にも首をつっこむ。僕が書く程度のレベルのプログラムであれば、そのうち人工知能が人の代わりに書くようになるだろう。でもそのことに不安はない。人工知能は当分の間は僕のようにフラフラとはできないだろうから、人工知能にできないことをやるだけだ。


将来は予測できない。だから地図は役に立たず、コンパスが重要となると言われている。僕はそのコンパスのひとつは皮膚感覚だと思っている。今の状況、これからの変化を敏感に感じ取ることができる皮膚感覚があれば、どうにか生き残れるんじゃないかという気がする。皮膚感覚を磨くには、動きまわることが一番だ。ブログ全盛期にブログを書き、SNSが流行ればいち早く情報発信をし、フィードバックを得ながら皮膚感覚を磨いていく。いま何が流行っているのか、こういう風に石を投げればどんな風に波紋が広がるのか。


ここまでにも書いたように「進化は過去から見ると偶然であり、現在から見ると必然」なのだ。これからどう成長しようかと戦略を立てても、それは外れる可能性がある。うまくいったときには、それは単に偶然でしかない。先のことを考えすぎるよりも、いまやりたいことをやる。その時々で興味のあることに手を出す。動き回っている限り、ストックはどんどん増えていく。


ある時期から、長期計画を立てなくなった。もしかしたら、震災がきっかけだったかもしれない。大きな力の前で、僕らはあまりに無力だ。将来のためにいまを我慢するよりも、いまやりたいことをやるべきだと考えている。アンテナを張って常に動いていれば、やりたいことというのは世の中の流れからそれほど外れてはいないと思う。やりたことをやり抜く必要もなくて、やりたいことが変わっていってもいい。世界は変わっていくのだから。